アートワークショップ”落ち葉動物園”

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ー事例:商業施設における集客イベント

季節は秋。

紅葉で赤や黄色に染まった葉っぱを使った「貼り絵」ワークショップを開催しました。
ショッピングセンターのアートプログラムの一貫として実施された本企画。

落ち葉動物園と題されたワークショップ会場では、絵本作家の手によって作られた落ち葉を使った彩豊かな動物たちが子ども達の訪れを待っていました。

ワークショップ開始と同時に、会場に向かって走ってくる足音が館内に響き渡り…大盛況なイベントとなりました。
コロナウイルス感染症の影響により毎時12名の参加者にて実施。総合計100名以上の方にご参加いただきました!

[WSの流れ]

初めに、絵本作家の講師が作品の作り方をレクチャー。
子どもたちは、レクチャーを受けた後に、絵本作家が準備したライオンやウサギなどの型紙に合わせて葉っぱを切り、自分の選んだ色画用紙の上に並べていきます。

美術教育専門スタッフが考案した型紙を使用することで、短い時間の中でも好きな色の葉っぱを選ぶことや切る時間に集中し個性豊かな作品を仕上げていくことを可能としています。

対象年齢は5歳以上としており、小さなお子様でも保護者の方が軽いサポートしながらパーツを切り、しっかりと形にしていくことができるように設計されています。また、小学生以上のお子様の中には自分の世界に入ってもくもくと作り込んでいく様子も見受けられました。

保護者の方の参加も目立ち、中には、お子様より保護者の方が夢中になって作る姿もちらほら見受けられました。

作品が完成すると共に、作品を持って写真を撮る姿が会場のあちらこちらでみられ、納得のいく作品ができたようで、自信満々の笑顔が作品と並んでいました。

[まとめ]
SDGs×アートの観点から、本来は捨てられるだけのモノをもう一度アートに昇華させ、楽しもう。
身近にある”落ち葉”季節を感じてもらいながらも、モノには色々な活用方法がある。ということを想像するキッカケになったかと思います。

集客をしつつも想像力を育む。そんな事例として。

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